世界を変える人は、熱く燃えたぎる夢とビジョンを持っている。
良い家庭を築く人は、素晴らしい家庭の夢とビジョンを持っている。
良い国を作り上げる人たちは、最高の国への夢とビジョンを持っている。

平和をつくる人は、夢とビジョンを持っている。

そしてそれだけじゃない。彼らはその夢とビジョンを人生全体で語っている。

でもここまでは、争いを引き起こす人たちも共通してるよね。「天下統一だー！」と語り世界を戦争の渦に巻き込む人もいれば、「我々の宗教を守るんだー！」と語り、イエスを十字架に架けた人たちもいた。

イエスは、世界中の憎しみを取り去り、全ての痛みを取り去り、全ての人を救い出すっていう誰よりもでかい夢とビジョンを持っていた。でも彼は誰も傷つけなかったし、誰も殺さなかった。

その鍵は、自分のエゴを手放してたことじゃないかな。彼にはもちろん最高にでっかい夢とビジョンがあったけど、それは彼のエゴではなかった。自分を傷つけた人が痛い思いをすることでもなく、自分だけが良い思いをすることではなかった。そうではなく、「病気も憎しみも痛みも苦しみもない神の国にみんながいる」という天のお父さんの願いが、彼の夢とビジョンだった。

そして2000年後の今もその夢とビジョンは続いている。そして今彼は俺らに語りかけていると思う。

「平和をつくるために君を選んだよ。世界の果てにまで届けるために、最高の知らせを君に任せたい！だからその握りしめている君自身のエゴを手放して欲しい。そして一緒にこの使命を背負おう！すげー楽しくて冒険に溢れていて、そして多くの人を笑顔にすることになるから」

俺らがこの呼びかけに答えて手放し始める時、神様は信じられないような度合いで俺らの人生で働き始める。俺らがこの世界で平和をつくっていくために。　

(使徒 2:17 JCB訳) 神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。その時、あなたがたの息子、娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。

あなたは平和をつくる者。

宣希