死海文書とは何か?

6月 11, 2021

“‭‭神様は人類に何かを思い出させようとしているのでしょうか?” ‬‬

死海文書は、1947年から1965年にかけて、死海の北西海岸にあるキルベト・クムランと呼ばれる11個の洞窟で発見された古代の写本です。それは約2,000年前のもので、そのほとんどがヘブライ語で書かれており、アラム語やギリシャ語で書かれたものも数は少ないですが存在しています。ほとんどは羊皮紙に書かれていますが、パピルス(植物の一種の茎の繊維を縦横に重ねて作った紙)に書かれたものもいくつかあります。大部分は切れ端となって発見されましたが、ほんのわずかですがほとんど無傷の状態のものもありました。その中で特によく知られているのはイザヤ書で、いくつか穴が開いているところもありますが、その部分以外は完全に読める状態です。

最近、考古学者たちは60年以上ぶりに死海文書の新しい断片を発見しました。Oren Ableman氏率いる考古学者チームは、「Cave of Horrors」と呼ばれる洞窟で古代の聖書の断片を発見しました。その洞窟が「Cave of Horrors」と呼ばれる理由はおそらく、恐ろしく急な崖を垂直に下降していく方法でしかたどり着くことができない場所にあり、勇気のない人にはできない作業だからです。

見つかった断片をジグソーパズルのようにつなぎ合わせると、ナホム書とゼカリヤ書の2つの聖句が見つかりました。

以下の聖書箇所です。

‭‭ゼカリヤ書8:16-17 JCB
これがあなたがたの果たすべき役割だ。真実を語り、公平であれ。すべての人と平和に暮らしなさい。人を傷つけることをたくらんではならない。ほんとうではないのに、ほんとうだと誓ってはいけない。わたしはそのようなことを憎むからだ。

‭‭‭‭ナホム書1:5-6 JCB
神の前に出ると、山々は震え、丘は溶ける。大地は崩れ、その住民は滅ぼされる。だれが、怒りに燃える神の前に立てるだろう。神の怒りは火のようで、山々はその怒りの前に崩れ落ちる。

興味深い点は、これらの聖句が発見されたのが、「偽のニュース」や「人を惑わせる話」が多くあり、何が真理であり、何が偽りなのかを見極めることが困難な今の時代であるということです。またそれは同時に、世界中で地震や火山噴火の頻度や強さが増加している時代でもあるのです。

神様は人類に何かを思い出させようとしているのでしょうか?

おそらくこの聖句は、私たちのもろさと、神様にとって真理がどれほど重要であるかを指し示し、私たちも真理を大切にし、真理を語るべきだということを意味しているのでしょう。

この新しい発見から、私たちは他に何を学ぶことができるでしょうか?

私たちはまた、「言語は生きていて変化する」ということも学ぶことができます。

聖書の意味は変わっていませんが、それを伝える方法は変わっています。現在、ヘブライ語聖書のギリシャ語訳で最も有名なのは「七十人訳聖書(セプトゥアギンタ)」です。最近発見された断片はギリシャ語のものですが、セプトゥアギンタにあるギリシャ語を再編集したもので、いくつかの単語や語順が異なっています。このことは「どの世代の人々にも同じ意味を伝えることができる」という言語の歴史的な順応性を示しており、現代の聖書翻訳者にとってはワクワクすることなのです。

‭‭2 テモテ 3:16 JCB
神の霊感によって書かれた聖書は、何が真理であり、何が悪であるかをよく教えてくれます。また、私たちの生活をまっすぐにし、正しいことを行う力を与えてくれます。

間違いなく、神様は今もなお、聖書を通してイエスを世に示しているのです!