例えばどれだけ優秀なピアニストが、「ド♪になれ！」と念じながら鍵盤のミ♪を押しても、鳴り響くのは間違いなくミ♪だよね。

ミ♪はミ♪として作られたように、あなたはあなたとしてつくられた。
そしてミ♪はミ♪の音を出すべきであるように、あなたはあなたとして生きるべき。

でももしあなたが、自分と誰かを比較し続けてしまったり、自分ではない誰かになろうとし続けるなら、調律の狂った鍵盤のように、調律の狂った人生になってしまう。　　　　

だから誰かとの比較に明け暮れるのはやめよう！　
そして自分にないものばかりを見て、周りをうらやましがるのもやめよう！　
その代わりに、自分に与えられているものを見つけ、それを最大限に磨き上げることに力を使おうよ。
ミ♪はミ♪にしかなれないけど、極限まで磨き上げられたミ♪になることは出来るから！

「もう自分の人生、調律狂ってて手遅れだよ」と思う人もいるかもしれない。でも最高のニュースがあるよ！　
それは、神様が俺らをデザインしてつくりあげた存在であるだけじゃなくて、俺らをちゃんと直してくれる最高に腕のいい調律師でもあるっていうこと。
過去にあったことや、誰かにつけられた傷や、毎日の忙しさや、世界に溢れている色々な声によって、今あなたは、何のために生きているのか混乱しているかもしれない。

でも神様は、彼のことばを通してその混乱をほどき、あなたにあなたが生きている理由を教えてくれるよ。そしてちゃんとあなたを完全に調律してくれる。
あなたがあなたとして生き、与えられた自分を最大限まで磨き、暗闇の中でも光り輝く人生を生きるために。

宣希

ヨハネの福音書1:1-4 新改訳
初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。